夫婦のためのハッピージュース |
2011年09月06日
♦No. 1 ノニから発見されたダムナカンタール (damnacanthal)
写真Aは正常細胞、写真Bはラスがん細胞です。
正常細胞はシャーレの底に張り付き、隣同士の細胞ときれいに並んでいます。
これは、一つの細胞が隣の細胞に触れると増殖を停止するからです。
一方ラスがん細胞にそのような増殖制御機構はありません。
隣に細胞がいて、ぎっしり詰まっていてもお構いなし。
上に乗り上げて盛り上がるようにどんどん増えていきます。
また、細胞からいくつもの「手(突起)」が出ているのも、このがん細胞の特徴の一つです。
単離、精製されたダムナカンタールをこのがん細胞に加えると、
写真Cのように細胞同士の盛り上がりはなくなり、
突起もきれいに消えました。がん形態の正常化です。
さらに細胞骨格を調べる実験では、正常細胞内に無数に存在するアクチンファイバーが崩壊してしまっているラスがん細胞に、
ダムナカンタールを添加すると、写真Cのように細胞内骨格がきれいに再構築されています。
この結果から、ダムナカンタールが、細胞の形態を見た目だけでなく、細胞内部の組織まで正常化したことが確認されました。
又、ダムナカンタールはがん細胞の増殖も抑制しました。
種々の濃度でダムナカンタールをがん細胞に添加すると、
10マイクログラム/ミリリットル(一ミリリットル中に10万分の一グラム)の濃度で細胞の増殖を完全に阻害していることがわかります。
この濃度は形態を完全に正常化させる濃度と一致しています。
したがってダムナカンタールは10マイクログラム/ミリリットルでラスがん細胞の形態を正常化すると共に、
その増殖を完全に阻害することが判明しました。
No. 2に続く...
Posted by Miracle Noni at 20:00│Comments(0)
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