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2011年09月07日

◆No. 2 ダムナカンタールとはなにか

◆No. 2 ダムナカンタールとはなにか
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このダムナカンタールと言う物質自体は、今から百年以上前の1894年に植物中の黄色い色素として初めて報告されています。

そしてその後、1955年に分子構造が決定され、ダムナカンタールという名前がつけられたのです。そして近年になって植物中のアンスラキノン類(ダムナカンタールが含まれる化合物グループ)の生物に対するいくつかの効果が報告されるようになり、その中で、ダムナカンタールに関する報告もいくつか見られます。効果のいくつかを次に紹介しましょう、、、


・「害虫駆除効果」=1986年、Adewnmi博士らはナイジェリアに生息する植物の外注に対する効果を研究する中で、
ダムナカンタールがナメクジやヒルを麻痺させる作用を持っていることを発見、害虫駆除に有効であるという研究結果を発表しました。

・「抗発癌プロモーター効果」=また、1986年、コノシマ博士らは皮膚の発癌研究の中で、種々の癌の発生に関与しているといわれているウイルス(Epstein-Barr virus)の作用を活性化する物質(これは発癌プロモーターと呼ばれ、発癌を促進します)のはたらきを、ダムナカンタールが阻害することを報告しました。

・「抗マラリア原虫活性」=そして1992年、Koumaglo博士らは同じモリンダ属のモリンダ ルシーダを研究する中で、ダムナカンタールが恐ろしいマラリアを引き起こすマラリア原虫に対して効果があることを発表しています。

さらにモリンダシトリフォリア中には(特に根の中には)、ダムナカンタールだけでなく、実に多様なアンスラキノン類の化合物が含まれています。そしてこれらの抗菌効果、抗カビ効果が報告されていたり、アンスラキノン類が一般的に赤や黄色、オレンジなどの鮮やかな色を示すことから、モリンダシトリフォリアの根が伝統的民族衣装などの染料として頻繁に用いられていたことなど、アンスラキノンというたった一つの化合物グループを取ってみても、モリンダシトリフォリアは原住民社会にとってさまざまな用途に用いられていたことがわかります。

このようにしてモリンダシトリフォリアの成分の効用を発見し、研究するようになると、次は他の研究者がこの興味深い植物に関してどのような研究をしているのか気になります。そこで文献のデータベースなどを検索してみました。


No. 3に続く...



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Posted by Miracle Noni at 10:50│Comments(0)◆ノニのすべて
 
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